株式会社マネーフォワード様

複数部門間でのナレッジ共有課題の解決へ。
部署横断での情報共有を実現し、お客さまからの期待に応える。



目的課題効果

導入目的
・部門間の情報共有

導入前の課題
・組織拡大により部署間の情報共有の不足が発生してきた
・営業プロセスのナレッジが整理されていなかった

導入効果
・資料を探す時間が削減された
・営業プロセスにおけるナレッジが約400個から約1,300個へと増加した

プロダクト数の増加によって部署最適が進み、全体での情報共有が困難に。

福原様:マネーフォワードは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを掲げ、個人や法人の枠を超えて、全ての人のお金の課題を解決するサービスを提供しています。様々な社会の変化に伴い、お金の役割も変化していきます。不確実性の高い社会の中で、大切なことは、みんなが前を向いて踏み出していく世界をつくっていくこと。私たちができることを見つけて、一つずつ実現していくことが、当社の使命だと考えています。当社が提供している「マネーフォワード クラウド」は、バックオフィスに関する様々なデータを連携し、経理や人事労務における作業を効率化するという、事業者向けのSaaS型のサービスプラットフォームです。今回ナレッジワークを導入したのは、給与計算・勤怠管理・人事管理など、人事労務領域向けのプロダクトを取り扱うHRソリューション本部です。私はHRソリューション本部の責任者を務めています。

福原様:ここ数年で当社が取り扱うプロダクト数が一気に増え、プロダクトの領域ごとに事業部ができてきました。それぞれの事業部が専門性を高めて価値提供していくことは非常によいことなのですが、部署最適が進むことによって、事業部同士の情報共有が適切にできていなかったり、いいナレッジがあるのに他からは見えない、という状況がありました。また、お客さま視点から考えるとマネーフォワードという一つの会社だけれど、担当プロダクト以外の質問に的確にご回答できない、という状況も散見されるようになってきました。今後、より多くの人が入社し、かつ多くのサービスも展開されていく中で、このままではいけないという課題意識を持っていました。

高橋様:私はHRソリューション本部でフィールドセールス部に所属していて、お客さまとオンライン商談等をさせて頂くのですが、やはりHR領域以外の会計や経費精算等のご質問を頂く時に、すぐに資料が出せずに、お時間を頂くということが発生してしまっていました。

福原様:クラウドストレージに資料を貯めていくというやり方にはなっていたのですが、最新の資料なのか、公開してもいい資料なのか、ということが判断がつかないことが多くありました。また、リモートワークという働き方の中で、すぐに確認がとれないという状況もあったと思います。

5つの部門を横断して活用し、営業活動のプラットフォームに。

福原様:組織規模の拡大とプロダクトラインナップの拡大を見込む中で、非常に大きな課題意識を持っている時に、ナレッジワークが「セールスイネーブルメント」というテーマでプロダクトを開発していると伺い、興味を持ちました。プロダクトの機能やデザインをご紹介頂き、クラウドストレージではできない機能があることや、操作性が高い印象を受けて、複数事業部横断で活用できないか、ということを初めてお会いした時からご相談したことを記憶しています。

福原様:実際に5つの部門でナレッジワークを活用させて頂いていて、現在では営業活動のプラットフォームになっていると思います。事業部ごとで導入対象となるお客さまの部署や、特性も異なりますので、営業プロセスの整理というところからナレッジワークさんに相談しながら進めています。導入後の現場からの声としては「資料を探す手間がなくなった」というのが、圧倒的に多いですね。

高橋様:そうですね。資料がどこにあるかわからなくて探していた時間というのは、ものすごく削減されていると思います。また、商談の最中でも、別画面ですぐに検索ができて、その場でもお見せすることができますし、ナレッジワークの機能を使ってそのままURLをお送りすることもできるので、お客さまへのご期待に応えるというスピード感が上がったという実感があります。

仕組みを入れることで、意識が変わり、
ナレッジという組織の財産が増えていく。

福原様:ナレッジワークを導入してよかったと思います。導入が決まり、情報を整理していた当初は、営業プロセスにおける必要なナレッジが400件ぐらいしかありませんでした。導入から約1年が経って、現在では1,300件ほどのコンテンツへと成長してきました。ナレッジワークを導入したことによって、ナレッジの重要性に対する社内の認知が高まったのだと思います。「やれるときにやろう」ではなく「やらなきゃいけない」という風に変わり、一気に進みました。

高橋様:ちょっと増えすぎた印象もありますね(笑)。ちょうど半期のスローガンが「やりきる」というテーマだったので、そのテーマに沿ってやりきれるところがマネーフォワードのいいところだと思います。今はナレッジの「量」とともに、「質」へと意識が変わってきていると思います。ナレッジの「量」「質」ともに進化させていきたいです。

福原様:今後は、「ラーニング」の機能をさらに活用していきたいと思っています。毎月、多くの人が入社しているので、オンボーディングがより早く・より正確になるように、していきたいですね。入社していきなり十数個もあるプロダクトをインプットすることや、一つのプロダクトだとしても深く理解していくことは難しい。この時間を短くすることは、それだけ新入社員の立ち上がりも早くなるので、社員にとっても、会社にとっても非常に価値があることだと思います。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

ナレッジワークの圧倒的な
ユーザビリティを体験